【最新版】CBDのおすすめ人気ランキング11選

世界中の医療業界が注目するCBDとは?効くの?【最新の研究結果あり】

世界中の医療業界が注目するCBDとは?効くの?【最新の研究結果あり】

CBDって医療でも使われるの?

医療で使われていたら安心だわ!

今回はこのような質問にお答えしていきます。

この記事から分かること
  • CBDの効果・効能
  • CBDの医療での活用方法
  • CBDで治るとされている病気
  • CBDが含まれる薬

それでは早速見ていきましょう。

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目次

医療で使われているCBDとはどんな成分?

医療で使われているCBDとはどんな成分?

CBDは大麻の成分の1つで、主にリラックス効果があります。

大麻の違法成分はTHCといい、これは日本を含め全世界で禁止されています。

一方で、CBDは完全合法であり、嗜好品や健康食品として幅広く親しまれており、若者を中心に話題沸騰中の成分です!

CBDは神経に作用するので、うつ病などの精神病の治療に期待されています。そのため、各国が注目している成分なのです。

CBDについて詳しく知りたい方は「CBDとは?種類やメリット・気になる副作用や依存性も徹底解説!」でさらに具体的に解説しているので、興味のある方はぜひご覧ください。

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【症例・論文あり】医療でCBDはどんな症状に効果があるのか

【症例・論文あり】医療でCBDはどんな症状に効果があるのか

BDは具体的にどんな症状に効果があるのかな?

CBDにはいろいろな効果があると言われていますが、その多くはなんの根拠もない効果ばかりです!

そこで、ここでは論文に基づき、CBDがどんな病気を治すのかについてご紹介していきます。

まとめると以下のとおりです。

  • CBDは子供のてんかんに効果あり
  • CBDは薬物の依存症を軽減する
  • 現代の深刻な病気!うつ病の軽減

順番に解説します。

CBDは子供のてんかんに効果あり

CBDは子供のてんかんに効果があるという研究があります。

てんかんの患者がCBDを服用したところ、発作の回数が減少したという結果になりました。

具体的な研究内容を以下にご紹介します。

てんかんの症状を持つ120人の子供と若い成人をランダムに割り当て、カンナビジオール経口液剤を1日あたり体重1キログラムあたり20mgの用量で投与する。

 結果、1か月あたりのけいれん発作の頻度の中央値は、カンナビジオールの場合は12.4から5.9に減少した。

引用元:Trial of Cannabidiol for Drug-Resistant Seizures in the Dravet
Syndrome

研究結果より、CBDはてんかんの発作を軽減することが分かりました。実際に治療薬も開発されており、後でご紹介するのでぜひご覧ください。

CBDは薬物の依存症を軽減する

CBDは薬物依存にも効果があるとされており、たくさんの国が期待しています。

薬物中毒者が快楽を感じる神経が誤作動を起こしています。この快楽の神経にCBDが働きかけ、調節をするため効果が期待されているのです。

ちなみに快楽を感じる神経経路を、報酬系と呼びます。

Early Phase in the Development of Cannabidiol as a Treatment for Addiction: Opioid Relapse Takes Initial Center Stageでは薬物依存とCBDに関する研究が報告されているので、興味のある方はぜひご覧ください。

お金や、地位の昇格で幸せを感じるのは、報酬系が刺激をうけているからだね!

CBDは薬物の依存症に効果があることが報告されています!今後も、他の依存に関する治療が期待できるでしょう。

うつ病の軽減

リラックス効果のあるCBDは、精神疾患であるうつ病を治すと言われています。

なぜなら、カンナビジオール(CBD)は抗精神病薬と同じ特性があるためです。

具体的な研究結果を以下に示します。

うつ病の患者を2つのグループに分け、一方に薬とCBD、他方に薬とプラセボを服用し、経過観察をした。結果、CBDを投与したグループのうつの程度が減少した。副作用の発症率はは両グループ同様だった。

引用元:Cannabidiol (CBD) as an Adjunctive Therapy in Schizophrenia: A Multicenter Randomized Controlled Trial

臨床結果から分かるよに、CBDを併用することでうつ病の改善が図れることが分かります。

したがって、現代病の一つである精神疾患にCBDは大きく貢献できる思われます。

【世界各国が注目!】承認されているCBD由来の医薬品2選

【世界各国が注目!】承認されているCBD由来の医薬品2選

ここでは現在承認されているCBDの医薬品をご紹介します。

今回ご紹介する医薬品は以下の2選です。

  • 2歳以上で投与可能!
  • てんかんに効く「エピジオレックス」
  • CBDとTHCの合剤「ナビキシモール」

わかりやすく、簡単に解説していきます。

2歳以上で投与可能!てんかんに効く「エピジオレックス」

エピジオレックスアメリカのFDAが承認している抗てんかん薬です。

FDAはアメリカ食品医薬品局(Food and Drug Administration)の略称で、食品や医薬品を管理する政府機関です。

日本でいう厚生労働省のことだね!

エピジオレックスはCBDを原料にしたてんかんの治療薬です。日本では未承認ですが、近いうちに医薬品として登録されるでしょう。

CBDとTHCの合剤「ナビキシモール」

CBDと大麻の主成分であるTHCを配合したナビキシモール(別名:サティベックス)と言う医薬品も存在します。

こちらは多発性硬化症という症状の治療薬です。

本来違法であるTHC(テトラヒドロカンナビノール)を使用している特殊な薬剤になります。

ヘビの毒の成分を利用した医薬品もあります。

たとえ危険な化合物でも、使い方によっては病気を治すことが可能です。

CBDやTHCは脳神経に作用するので、今後も多くの期待ができます。

科学的根拠なし!CBDで治るか不明な病気

科学的根拠なし!CBDで治るか不明な病気

これまでに、CBDの医療での活用について解説してきました。

次に、CBDでの治療が証明されていない病気をご紹介します。

ご紹介する内容は以下の2つです。

  • 神経痛を和らげる効果は根拠が弱い
  • CBDが認知症の改善を示すにはデータが足りない

早速見ていきましょう。

神経痛を和らげる効果はまだ根拠が弱い

よく、CBDは神経痛に効くという情報を耳にします。

しかし、まだ科学的な根拠が薄く、確実ではないです!

なぜなら、プラセボとCBDの治療レベルが同等であったためです。

引用元:Cannabis‐based medicines for chronic neuropathic pain in adults

プラセボ(プラシーボ)とは?

治療効果のない薬、つまり偽薬のこと。

思い込みによって症状が回復する場合があるため、プラセボを利用する。

フリスクを薬だと言って飲ませると、症状が良くなったのもプラセボ効果だね

したがって、神経痛のCBDによる改善はプラセボによる可能性が高いのが現状です。

CBDが認知症の改善を示すにはデータが足りない

認知症を改善することを提示するには、データが不足しています。

そもそも研究自体されていないことが理由です。

そのため、真に受けないほうが吉でしょう。

こちらの「Cannabinoids for the treatment of dementia」では、1つの研究だけしか信憑性がないと主張しています。

このように、CBDが認知機能を回復させるということは、現在の研究データだけで判断することはできないでしょう。

医療におけるCBDの期待は高い!

まとめ:医療におけるCBDの期待は高い

本記事ではCBDの医療での活躍について、解説してきました。

今回の記事で重要なことをまとめると以下のとおりです。

  • CBDで神経痛を和らげる効果は根拠が弱い
  • CBDはてんかんに効く
  • 精神疾患にもCBDは大きく貢献できる

論文や実際の研究をもとにご紹介したので、CBDの可能性を理解していただけたかと想います。

医療大麻はCBDをはじめ、さまざまな病気を治療できると期待されています。

しかし、まだ未知な部分が多いので、これからもより一層研究が進んでいくことでしょう。

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この記事を書いた人

名古屋の薬学生。過去に薬局インターンでの在宅医療と処方経験あり。化学物質の作用機序や体内動態など専門的な知識と経験を持つ。現在は調剤薬局で調剤、監査、事務作業を行っており、医療大麻に関心がある。リッチル愛好家。

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