効果が出やすい高濃度にしたいけど、実際どうなの?
ここにCBDの効果が実感できない。本当に効果あるの?
今回はこのような悩みに答えていこうと思います。
本記事では以下の内容をご紹介します。
- CBDの効果はあるのか
- CBDの効果がないと感じる原因
- CBDの効果を上げる対処法
早速見ていきましょう。
【論文付き】CBDは効果ある?ない?
CBDの効果が感じられないと、そもそも効果が期待できるのか疑ってしまうと思います。
効果を楽しみにしていたのに、それを実感できないと残念に思いますよね。
結論、CBDにはリラックス効果があり、睡眠の質の向上を期待できます。
なぜCBDが睡眠の質を上げるのか、そのメカニズムは研究段階です。
しかし、入眠時間が短縮されることが以下の論文で明確になっています。
Many of the reviewed studies suggested that cannabinoids could improve sleep quality, decrease sleep disturbances, and decrease sleep onset latency.
訳:カンナビノイドが睡眠の質を改善し、睡眠障害を減らし、入眠潜時を減らすことができることを示唆しました。
参考論文:The use of cannabinoids for sleep: A critical review on clinical trials
「CBDとは?種類やメリット・気になる副作用や依存性も徹底解説!」では、CBDのメリットや危険性について簡単にご紹介しています。
CBDについてより詳しく知りたい方は、ぜひご覧ください。
CBDの効果がないと感じる7つの原因
この記事をご覧の方は、CBDの効果が実感できなくて悩んでいませんか?
せっかく購入したのに、全然リラックスできないし寝付きも悪い!と感じる方もいるのではないでしょうか。
もしかしたら、CBDの効果が感じにくい原因があるのかもしれません!
そこで、考えられる原因を7つご紹介します。
- CBDが微量しか入っていない
- CBDしか入っていない
- 摂取するタイミングが違う
- 摂取方法が自分に合っていない
- CBDの由来成分によって効果に差がある
- CBDが効きにくい体質である
- CBDの効果が出るまで時間がかかる
それぞれ詳しく解説していきます。
1.CBDが微量しか入っていない
CBDがそもそも少しの量しか入っていないと、効果を実感しにくいです。
これは濃度にも同じことが言えるので、低濃度すぎるのもあまり効果を期待できません。
この記事をご覧になっている中〜上級者の方には10〜15mgの含有量をおすすめします。〜5mgのCBD製品は少ないかもしれませんね!
CBDはたくさん含まれているほど効果が期待できる一方で、副作用も発現しやすくなるので注意が必要です。
CBDの効果が感じられない方は、自分の使っているCBD製品の含有量が少ないという原因があるかもしれないので一度確認してみてください!
2.CBDしか入っていない
CBDしか入っていないと、逆に効果が薄れる場合があります。
CBD単体の製品であると、アントラージュ効果が期待できないからです。
アントラージュ効果とは、他の大麻成分が入っているとCBDとそれらが作用しあって、リラックス効果を高めるというものです。
つまり、CBDの他にCBD、CBN、CBGなどな含まれていることでCBDの効果が高まるのです。
具体的には、THC以外が含まれているブロードスペクトラムCBDの製品がおすすめです。
フルスペクトラムやブロードスペクトラムについては後ほど、対処法のところでも解説します。
3.摂取するタイミングが違う
摂取するタイミングによって効果の実感が変わることもあります。
興奮状態のときにリラックス効果が出ていても、興奮と抑制が打ち消しあって、CBDを十分に感じられないからです。
CBDは寝る30分〜1時間前に摂取すると効果を感じやすいです。
摂取方法によって、効果が出る時間やその持続時間が異なります。
摂取方法については次にご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
効果は出ていても、それを実感できないと嫌ですよね。
なので、CBDの効果が最大限発揮できるような時間に摂取することが大切です。
4.摂取方法自分に合っていない
摂取方法によっても効果が出やすいもの、出にくいものがあります。
なぜなら、CBDを吸収する身体の場所が違うからです。
具体的に肺や口腔内から吸収するものは早く効果が出ます!
例えば、CBDオイルやCBDベイプなどがあります。
こちらの「【最新】CBDのスゴイ効果と副作用!論文をもとに薬学生が徹底解説!」では、CBDの摂取方法ごとの作用時間や効果が出やすい摂取方法を詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
摂取してからどのくらいに効果を感じたいのか、作用時間はどのくらいが良いのかなどを考えて、自分に合った摂取方法を見つけましょう。
5. CBDの由来成分によって効果に差がある
CBD製品に含まれる成分は、原料や製造方法によって異なるため、効果にも差が出ることがあります。
例えば、ヘンプ由来のCBDにはテルペンや他のカンナビノイドが含まれていることが多く、相乗効果が期待されますが、アイソレートCBDは純粋なCBD成分のみを含みます。
そのため、同じCBDでも人によって異なる体感を得る場合があります。自分に合った製品を選ぶことが重要です。
6. CBDが効きにくい体質である
CBD製品に含まれる成分は、原料や製造方法によって異なるため、効果にも差が出ることがあります。
例えば、ヘンプ由来のCBDにはテルペンや他のカンナビノイドが含まれていることが多く、相乗効果が期待されますが、アイソレートCBDは純粋なCBD成分のみを含みます。
そのため、同じCBDでも人によって異なる体感を得る場合があります。自分に合った製品を選ぶことが重要です。
7. 実感できるまで時間がかかる
CBDの効果を感じるまでに、体が順応する時間が必要な場合もあります。
個人差はあるものの、最初の数週間は定期的に摂取することで、体内のエンドカンナビノイドシステムがCBDに反応しやすくなることが期待されます。
特に慢性的な問題に対しては、少しずつ体にCBDが馴染んでいくのを待つことが大切です。
CBDの効果がない時の対処法4選
CBDの効果がない時の対処法は以下の通りです。
- CBD濃度を変える
- 食用油と一緒に摂る
- あえてCBDを摂取しない日をつくる
- ブロードスペクトラムCBDを使用する
1.CBD濃度を変える
効果が感じられない場合、CBD濃度を調整することで効果が得られることがあります。
低濃度から始めて効果が薄い場合は、少し濃度を上げてみると良いでしょう。
ただし、いきなり高濃度にするのではなく、少しずつ量を増やすことで、自分に適した濃度を見つけることが重要です。
2.食用油と一緒に摂る
CBDは脂溶性のため、食用油と一緒に摂取することで体内での吸収が促進されることがあります。
オリーブオイルやココナッツオイルと一緒に摂ることで、CBDの吸収効率が向上し、効果が実感しやすくなるかもしれません。
摂取タイミングとしては、食事中や食後が最適です。
3.あえてCBDを摂取しない日をつくる
毎日CBDを摂取している場合、体がCBDに慣れてしまい、効果が感じにくくなることがあります。
このような場合、数日間あえて摂取を控えることで、体の反応がリセットされ、再開後に効果を実感しやすくなる場合があります。
これはいわゆる「CBDトレランス」を調整するための方法です。
4.ブロードスペクトラムCBDを使用する
CBD単体のアイソレート製品で効果が感じられない場合、ブロードスペクトラムCBD製品を試してみるのも1つの方法です。
ブロードスペクトラムは、他のカンナビノイドやテルペンが含まれており、これらの成分が相乗効果を生み出すことで、CBDの効果をより実感しやすくなる可能性があります。
より詳しく知りたい方は「【薬学生が解説】フルスペクトラムCBDの特徴3選!違法行為になるかも?」の記事を参考にしてください。
CBDの効果がない時は副作用に注意!
CBDの効果を感じられない場合、焦って多量に摂取すると、副作用が出ることもあります。
通常、CBDは安全性が高いとされていますが、過剰摂取や適切でない使用方法によって、副作用が現れるリスクが増すこともあります。
一般的な副作用例として以下のものがあります。
- 眠気:CBDはリラックス効果があるため、過剰に摂取すると、通常以上に眠気を感じることがあります。
- 胃の不快感や下痢:高濃度のCBDを急に摂取すると、胃腸の調子が乱れ、腹痛や下痢を引き起こす場合があります。
- 口の乾き:CBDには唾液の分泌を抑える作用があるため、口の中が乾くことがあります。水分補給を心がけましょう。
- 血圧の一時的な低下:一部の人では、CBD摂取後に一時的な血圧低下が起こり、めまいや倦怠感を感じることもあります。
CBDの効果を感じないからといって無闇に量を増やすのではなく、まずは摂取方法や用量を調整する、あるいは数日間の摂取を控えるなど、慎重に対応することが重要です。
より詳しく知りたい方は「【最新】CBDのヤバい危険性4選!論文をもとにリスクを徹底解説」の記事を参考にしてください。
自分に合ったCBDを探そう
本記事ではCBDの効果が実感できない方に向けて、原因と対処法について解説してきました。
これまでの内容を以下にまとめます。
- CBDの摂取方法を変えると効果が出やすい
- CBDの濃度を変えてみる
- 休止することでCBDに慣れた身体をリセットする
- 濃度を上げる時は副作用に注意する
CBDの効果が感じられないのには、必ず原因があるのでそれをはっきりとさせた上でいろいろな対処法を試してみてください。
自分に合ったCBDの使い方を見つけて、効果を楽しみましょう。